2000.8.20 「クランクの焼きついたエンジンのシリンダとヘッド」を「10年眠っていたエンジンのケースとクランク」に移植して2個1エンジンを組むことになった。

 2つのエンジンともヘッド・シリンダ・ピストンが外された状態で置いてある。
ピストンととガスケットセットが午後にならないと届かないため、焼きついたエンジンのスタットを移植(ヘッドにより長さが違うため)してすぐに組みつけられるように準備しておいた。

 そして午後

 場所は板金屋さんの工場、いきなりですが1番シリンダはめてるところです。
 シリンダはクラッチの座が邪魔になるので1番(3番)からやること、2番(4番)を後からの方が付けやすいらしいです。
 写真は左から、佐々木・青かぶ・すやまん。

 ヘッド付ける時にプッシュロッドパイプを取り付けるため、高い位置に移しました。
 写真は奥左から、青かぶ・とり山・山さん。手前はすやまん。
 撮影はすやまん彼女(名前知らない)です。
 山さんが「俺が指示してる(様に見える)所を撮ってくれ」と言ったので撮った写真です。

 ヘッドを付けようとして、シリンダに風を当たりやすくするための板(名前忘れた)を付け忘れて急いで付けてる。
 「必ず忘れるから一番目に付くところに置いておくように :byすやまん」だそうです。

 プッシュロッドパイプをはめながら、ヘッドを付けているところです。一人じゃ出来ないですね。

 ヘッドのナットを締めているところです。仮締めと本締めで締める順番が違うの注意。それと強く締めすぎない様に注意。
 実際はそんなにシビアに考えなくてもいいと思うけど、マニュアル見ながら一回一回確認している、とり山さんでした。

 順番が逆ですけど、ピストンをシリンダに入れてるところです。
 ピストンには3本溝があって下(ヘッド側)から1番リング・2番リング・オイルリングとなっています。

 山さんの持ってきた、リングを押さえながらシリンダに入れる工具です。
 便利そうだけど一般人で使う必要のある人は少数でしょうね。
 「そんな工具使わずに、自分の爪を使え :byすやまん」だそうです。

 シリンダにガスケットを付けて、ケースにはめ込む準備。ガスケット前後に市販の液体ガスケット塗ってます。

 ちょっと休憩。
 問題 : この丸い物体は何でしょう?

 まずピストンピンを止めるリングを片側だけ取り付けます。

 この状態でピストンピンを挿しこみます。

 ここでもう片方のピストンピン止めリングを取り付けます。ここの作業をしやすくするために、1番(3番)を先に付けた方がいいんですね。

妖怪”エンジンオイルを飲む男” では無く、プッシュロッドはストロー状になっているためその中にエンジンオイルを入れてます。
 実際はプッシュロッドでエンジンオイルを吸うのですが、ヘタするとオイル飲むことになってしまいます。
「まっずーー :byとり山」だそうです。
妖怪”エンジンオイルを飲む男2” 

 プッシュロッドを入れてバルブ押す奴(名前忘れた)を取り付けます。
 プッシュロッドはちゃんと付いていることを確認しよう。

 ここは強く締めてOKらしい。

 バルブのギャップ調整はしっかりしましょう。

 いつの間にかデスビと燃料ポンプとオイル入れ口がついてました。
 もうほぼ完成です。

 ヘッドカバーのガスケットを付けてふたをしましょう。

 オイルクーラを取り付けます。ノーマルはもっと小さなオイルクーらで、ファンハウジングの中に入るのですが、今回は大きいのが付くので後でファンハウジングをカットします。

 今回はここまで。写真のある作業は3時間半位でした。

 おまけ。
 割ったケースです。右側。
 左側。

 ケース左側にあるデスビのギアです。
 左人差し指の部分がクランクと当たるギア。
 右人差し指の部分が燃料ポンプを押すカム。
 指の部分が上の写真のギアと噛むところ。

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